« ナナイ・イワイのおうち @カビテ州アドラス村 | トップページ | 「なにもしない」をする »

2009年9月21日 (月)

あらしのよるに

さぁ、つぎはどこへいくのやら。

朝から雲行きがあやしいと思っていたら。
雨が降り出し、昼には大嵐。
そのはず、「バギョ(台風)」がやってきたから。

雨の中、迎えに来てくれたのは

アテ・セシル。NGOのスタッフで、会計係のちっちゃい彼女。

Photo

Photo_2

彼(彼女?)が!クヤ・ジュンです。(上院議院前でデモ中の気合を入れる演説してるところ。)

ふたりは大の仲良し。
会った瞬間の、うれしそうな姿といったら!
毎日会ってるのに、話がつきない中学生みたいに。きゃーきゃーいってて微笑ましかった。
いつかあたしも、この会話に入っていけるくらいの語力がほしい。だいすきなふたり。

・・・
今度はアテ・セシルが私の旅に同行してくれる。
まずは、やっぱり、彼女の実家だって!

Photo_4

クヤ・ジュンのカビテ州、シラン村
から
アテ・セシルのおうちはホルナラン村へ。イモック村のあるラグナ州へ戻る

セシルの家までは、平らな平原が広がる。
ジープでとうもろこしに、ナスに・・・背の高い植物の畑が広がっている間のごとごと道を走る。
あたしが漠然と思い描いていた「農村」
がここにはあった。

ここにはどんな人たちが住んでいるのかな。ストーリーがあるのかな。。

マニラと違ってジープの中は、
「あら奥さん!」
「少し見ない間におおきくなったわね!!」
ご近所さん同士の会話が弾んでいる。
帰宅ラッシュ?の車内は工場の制服をきた女工さんたちがたくさん乗っていた。この辺は日本の企業もたくさんあるらしい。

セシルの家は、上は38から下は12歳、兄弟7人とお母さん、セシルお姉さんの子ども(セシルの甥・姪っこ)もいっしょにくらす、大家族だった。隣にはお母さんの兄弟、セシルのおばさん夫婦も住んでいる。


ベッドに3人、セシル姉妹にはさまれて寝た。

私が先に寝ちゃうくらい、久々に兄弟7人そろったから彼らの話は尽きない尽きない・・・
仲良し大家族だけど、お父さんは早くに亡くなったらしい。

セシルがいてくれるし、家族はシャイだけど温かい。
なんだか久々に、安心した。
雨がトタン屋根に響く音も、心地よい。

夜が更けるにつれ、だんだん台風はひどくなっていった。
真っ暗で、風が強くてごうごういってて、大雨で。
これぞ「あらし」フィリピンの、バギョか。

あまりのすごさに、何度も目が覚めた。

そのたびに、いろいろな夢をみたのを覚えている。


おばあちゃんが、もう随分前に亡くなっている私の、本当はひいおばあちゃんなのだけど。
夢にでてきてくれたの。
母方の祖父母のお母さんが2人。

うれしくって、みんな(たぶんフィリピン人)に紹介しようとして
いつも呼んでた「おばあちゃん」の意で「ローラ」っていったら、
ひいおばあちゃんはちがうや、まちがえた~

って後で思い出している夢。

・・・

あ、
応援にきてくれたのかもしれない。

て、わかった。

よしえおばあちゃんと渚おばあちゃん。

2人で仲良く、あたしのこと見にきてくれたんだね。

元気でやっているかね、身体にきをつけてくださいよ、

ってね。
ありがとう。あたし、がんばる。

・・・

嵐がすごい。
だいじょうぶかな、イモック村の木の家。伸びはじめたゴーヤのつるの棒、
なすの芽。
みんなにも、はやく会いたいな。

6月21日 ホルナラン村

|

« ナナイ・イワイのおうち @カビテ州アドラス村 | トップページ | 「なにもしない」をする »

6月は農民になる―農村泊まり歩記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あらしのよるに:

« ナナイ・イワイのおうち @カビテ州アドラス村 | トップページ | 「なにもしない」をする »